京都大学附属図書館所蔵 近衛文庫目録 |
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| 近衛文庫について |
文庫の名称は旧五摂家の筆頭である近衛家に由来しています。近衛家伝世の古文書、古記録、古典籍類である近衛文庫は、本館の創設当初から三期に分かれて寄託されました。 同家にはこの文庫以外にも藤原道長による『御堂関白記』をはじめ、近衛家歴代の日記や文書記録等の貴重な資料が各所で保管されていたため、それらを一括する財団法人陽明文庫(京都市右京区)の設立を機に、本館に寄託されていた近衛家本は陽明文庫に返還されました。寄託解除の際に一部典籍233点の寄贈を受けたものが、現在の近衛文庫となっています。 五山版の稀覯書『荘子[ケン]斎口義』や『雲南通志』、『八[ビン]通志』ほか多くの中国地方誌が集成されるなど、文庫の中核をなすのは漢籍ですが、『大鏡』、『源氏物語抄』等の古写本や和刊・木活字版『医学入門』、近衛家熙校訂『大唐六典』等、和本にも貴重な資料があります。 平成2年度開催の公開展示会「和漢書古典籍のさまざま」では本文庫の『医学入門』、『欒城集』、『雲南通志』を展示しました。 |