京都大学附属図書館所蔵 貴重書 [たま藻のまへ] (一般貴重書・1041263・04-40/タ/1別貴)

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 附図 4-40||タ||1別貴 <1041263> 上下2軸 写本 製作年,製作者,書写者不詳 巻子 宝尽模様唐茶色布表紙 本文料紙:斐紙 34.8cm 無辺界 内題なし,標題は書題簽による 本文:漢字交り平仮名文 彩色絵巻
 近衛院の時代、鳥羽院の仙洞に一人の化女が現れた。美人で学識も高く、化生の前と称された。詩歌管弦の遊びが催された折、身体から光を放った化生の前は以後玉藻の前と呼ばれる。彼女を寵愛する院が病に伏し、典薬頭では治せず、高僧たちの祈祷も効かない。陰陽頭安部泰成に占わせると玉藻の前の正体、那須野に住む仏教に仇をなす天竺震旦渡りの狐の仕業とわかる。太山府君祭の途中玉藻の前は姿を消す。弓の上手上総介と三浦介が那須野に下り、鍛錬の甲斐あって狐を射殺す。都に運ばれた狐は宝蔵に納められ、その身体からは種々宝物が得られたという。

(京都大学附属図書館創立百周年記念公開展示会図録より)


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