(魏)何晏集解 清原枝賢筆 天文八年写
五つ目袋綴 改装・白茶色表紙 本文料紙・楮紙
二七・五×二○・五 四周単辺墨有界(内框二一・七×一八・一) 本文七行 十四字 註文小字双行
書題簽・圓珠經、首題、尾題・論語
朱・ヲコト点、墨・訓点・和訓・声点
宇冊奥書「魯論兩册應亡父三位之嚴命遂/書寫之功今屈指四十以往也嗚/呼歳不我述矣後巻雖令亡父卿/證明累葉之秘点不漏一事故為/禁他見重不加制筆而已/天正四年林鐘二十日/司農清原朝臣枝賢」
宙冊奥書「此書全部仰息男枝賢令書写之/以累家秘説加朱墨両點輙莫許電覧而已/天文第八暦仲春吉曜日給事中清原朝臣(花押)」
蔵書印「舩橋蔵書」(朱文)
宙冊奥書は枝賢の父親・業賢が息子枝賢に命じて書写せしめ、天文八年に出来上がった本書に業賢がその旨を記している。宇冊奥書はそれから二十七年後のすでに父親が亡くなった天正四年に書写時のいきさつを語っている。両奥書共、博士家における家学への思いを伝えるものである。