京都大学附属図書館創立百周年記念公開展示会

お伽草子

物語の玉手箱

1999年11月24日(水)〜12月7日(火)
午前10時〜午後5時(入場は4時半まで)土・日も開館いたします。
附属図書館展示ホール(3階)入場無料


記念講演会
弁慶像の展開 ―平家物語から室町物語へ―
池田敬子氏(京都府立大学教授)
11月29日(月)午後1時半〜3時 附属図書館AVホール(3階)



 京都大学附属図書館では、毎年秋、所蔵資料を中心とした公開展示会を開催し、京都大学の教職員・学生はむろん、学外の研究者、一般市民にも広く好評をもって迎えられており、大学公開事業の一端を担っています。
 平成11年度は、とくに京都大学附属図書館創立百周年にあたり、公開展示会(11月24日〜12月7日)をその記念事業の一つとして位置づけ、「お伽草子」を取り上げます。
 お伽草子は、室町時代から江戸時代初期にかけてつくられた物語草子であり、赤や黄、緑などで美しく彩色された絵付きのもの(いわゆる奈良絵本)も多く、鉢かづき、物くさ太郎、一寸法師、浦嶋太郎、酒呑童子などの物語は、童話や絵本、テレビアニメなどで繰り返し親しまれ、日本人共通のなつかしい物語の記憶を形作っています。
 さいわい、附属図書館はこのお伽草子類の蔵書にめぐまれ、自館所蔵資料に加え、文学部や総合人間学部の協力を得て、約100点を展示します。創立百周年にあたり、この展示会が日本人の読書生活を振り返る一つのよすがともなればと願っています。 



 展示会では、お伽草子を展示する「物語の玉手箱」の他に、お伽草子の白描画に現代感覚で着彩した「お伽草子で遊ぶ」コーナーや、絵巻を連続的にパソコン画面でみることのできる「電子展示」、講演題目の『弁慶物語』の特別パネル展示もあります。
小中高の生徒のみなさんにもきっと興味深いものといえましょう。

♪室町時代へタイムスリップ♪
古い絵に新しいぬりえもやってみよう




―主な展示書目―
※順路順

しほやきぶんしやう(文正草子)
ふんしゃう(文正草子)
四十二の物あらそひ
ほうらい(蓬莱物語)
雁のさうし(雁の草子)
付喪神
車僧ノ巻物(車僧草子)
冨士草紙(富士の人穴草子)
さよひめ
はちかつき(鉢かづき)
いはや(岩屋の草子)
花みつ
かむ丞相
西行物語
玉水物語
七夕
ふくらう(ふくろふ)
弁慶物語
七くさ(七草草子)
物くさ太郎
ぎわう(祇王)
きわう物語(祇王)
たま藻のまへ(玉藻草紙)
玉ものまへ(玉藻草紙)

特別展示(幸若舞曲)
しづか
ゑほしおりさうし(烏帽子折)

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展示会ポスター(40kbyte jpeg)